FICTの口コミや評判

公開日:2025/02/17  

FICT

会社名 FICT
住所 長野県長野市大字北尾張部36
電話番号 026-466-9950

FICTは「人と人、技術と技術が、もっとつながりあう豊かな未来へ」という企業理念を掲げ、高多層基板・半導体関連基盤・高精度加工事業を展開しています。最先端の技術と製品によって、より良い未来に向けた価値の創造を目指しています。また、サービスの一環としてデータ復旧にも取り組んでおり、スマートフォンからパソコン、サーバー・NASまで幅広く対応しています。今回は、そんなFICTについて紹介します。

世界トップレベルの技術力でモノづくり産業を支える

FICTは、前身である富士通時代から半世紀近く、プリント回路基板という電子装置に欠かせない電子部品を開発・製造しています。サーバーやスーパーコンピュータ、車載機器など、生活を支えるさまざまな最先端装置に自社の製品が使われています

その一例として「スーパーコンピュータ富岳」が挙げられます。FICTは、構想段階からスーパーコンピュータ富岳のプロジェクトに携わっており、プリント基板の設計・施策・量産に至るまで、すべてのプロセスに参加しています。

また、プリント基板の製造・開発で培った世界トップレベルの技術力を活かして、データ消去やデータ復旧といったテクニカルサービスも提供しています。パソコンや外付けハードディスクはもちろん、企業データを保管する大規模サーバーシステムやNASなどの製品についても対応しています。

情報機器メーカーならではの厳格な管理体制の下で、安心かつ確実なサービスを提供しています。

3つの領域でデジタル社会の発展に貢献

FICTは「高多層基板」「半導体関連基板」「高精度加工」の3つの領域を中心として、新たな価値の創造に取り組んでいます。それぞれくわしく紹介します。

高多層基板

高多層基板は、ICTインフラ製品をはじめ、さまざまな機器に使われています。FICTでは、多彩なニーズに合わせてトータル基板ソリューションを提案しています。

たとえば「大型のBGAを裏表に実装したい」という課題に対しては、0.8㎜ピッチ・4,000ピンクラスのBGAに対応した高密度多層基板を貼り合わせることで、高密度化を実現しています。500㎜サイズを超えるものに対しても、貼り合わせ構造によって対応可能です。

半導体関連基板

FICTでは「GigaModuleシリーズ」として知られる高性能パッケージ基板によって、高速化や高密度化に応えています。薄膜キャパシタ内蔵型の「GigaModule-EC」やFC-BGA基板「GigaModule-2」などが有名です。

高精度加工

独自の加工技術によって、複雑な形状の加工が可能です。切断面はなめらかに仕上げることが可能なので、バリの発生を抑えられます

最速37万回転スピンドル搭載設備を配置しており、短納期での対応が可能です。

確かな技術力を活かして多彩なサービスを展開

FICTは、情報機器メーカーならではの技術力を活かして「データ復旧」「データ消去」「最新メディアへの移行」といった多彩なテクニカルサービスを提供しています。くわしい内容を紹介します。

データ復旧サービス

FICTには長年ハードディスクの修理やプリント基板の製造に携わってきたその道のプロが多数在籍しています。これまでに積み重ねてきた経験とノウハウを活かして、データ復旧サービスを提供しています。

パソコンやスマートフォン、外付けハードディスク、CD・DVDなど、あらゆる機器を対象としています。水害や火災などに遭い、高度な復旧技術が求められる装置についても、クリーンルームを完備した専用ラボで対応可能です。

また、データ復旧においては、高度な技術だけでなく、セキュリティ対策が欠かせません。FICTは、富士通時代のモノづくり経験を活かし、高度な情報セキュリティ環境を構築しています。そのため、預かった大切なデータを作業完了までしっかりと管理することができます。

データ復旧作業を行うセキュリティルームの入り口には、手のひら静脈認証を設置しており、スタッフ以外の立ち入りは厳重に制限しています。さらに、天井に配置されたカメラによって、スタッフの入退室を監視・記録しています。

データ消去サービス

FICTでは、データの復旧だけでなく、消去サービスも実施しています。データの消去方法は目的に応じて自由に選べます。

たとえば、ハードディスクやテープなどの記録メディアを使用不能にしたい場合には、専用の設備で強磁界を照射し、磁気情報を消去しています。消去時間は容量に関わらず数十秒で完了します。

また、ハードディスクを再利用するためのデータ消去に関しては、無意味なデータを上書きすることでユーザデータを破壊しています。リース返却などの理由でデータ消去したい場合に有効ですが、容量に比例してかかる時間も増えます。

なお、FICTでは、引き取りもしくは出張対応にて作業を行っています。大型サーバーのため輸送ができないケースや社外へのメディアの持ち出しが難しい場合には出張サービスが便利です。

障害解析・信頼性評価サービス

FICTでは、これまで富士通のストレージ製品の評価に携わってきた経験を活かして、ニーズに応じた信頼性評価サービスを実施しています。社内には、各メーカーの最新技術に対応した分析ラボを整備しており、あらゆる要望に対してスピーディーに対応しています。

信頼性評価サービスの試験項目としては「温湿度環境試験」「振動試験」「衝撃試験」「減圧環境試験」「ATI試験」「HDI試験」などを用意しています。評価項目については、企業が確保したい品質目標値と期間、予算に応じて選定を行っています。

実際に、これまで20~300万円ほどで対応しています。費用から考えるのではなく、目標達成のために何が必要なのかを一緒に考えた上で、最適な提案を行っています。

また、FICTでは、ハードディスクの障害解析やスクリーニングサービスも実施しています。ハードディスクはメーカーで行われる一定の試験基準をクリアすることで合格品として出荷されますが、新品であっても求める品質基準に合っていないものがあるのが実情です。

そこで、FICTでは、求められている品質要求に合わせたハードディスクの選別を行うことで、品質改善をサポートしています。

メディアコンバート

メディアコンバートとは、データ移行のことを指します。DATやLTOなどのテープメディアをはじめとして、文字コード変換が伴う難易度の高いデータ変換にも対応しています。

データ移管業務を確実に行うためには、技術力に加えてセキュリティ体制の完備が必須です。FICTでは、長年培った情報管理体制が整っており、大手運送業者との連携によって安心できるサービスを提供しています。

実際に、これまでに区官庁を中心に、多くの企業から依頼を受けてきた実績があります。「旧システムの保守が打ち切りになったので、新メディアにデータを移行したい」「災害時・障害時の予防措置としてコピーを作成したい」「官庁や銀行など、異なるシステム間でデータを交換したい」など、どんなニーズにも対応可能です。

まとめ

今回は、FICTについて特徴や強みを紹介しました。FICTは、電子装置に欠かせないプリント回路基板という電子部品を開発・製造しているモノづくりの会社です。サーバーやスーパーコンピュータ、車載機器などの生活を支える最先端装置に自社の製品が使われています。また、前身である富士通時代に培った技術力を活かして、さまざまなテクニカルサービスも提供しています。その中でもデータ復旧サービスは好評を集めており、あらゆる媒体に対応しています。クリーンルームを完備しているため、水害や火災などに被災し、高度な復旧技術が求められる装置についても対応可能です。そんなFICTのサービスが気になる方は、まずは気軽に問い合わせてみましょう。

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