HDDの論理障害とは?物理障害との違いや適切な対処方法を解説!

公開日:2023/06/15  最終更新日:2024/02/01

HDD

HDDが突然アクセスできなくなったり、データを開けなくなったりするトラブルが起きて焦ってしまう人も多いでしょう。機器トラブルが起きても対処法を知っておくと焦らずデータ復旧できて安心です。本記事では、HDDの論理障害の特徴や適切な対処法、注意点についてご紹介していきます。

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HDDの論理障害とは?

HDDのデータにエラーや異常が発生する問題のことを論理障害といいます。代表的な症状は、パソコンが起動しない、フォルダやファイルが保存できない、開けない、フォーマットの要求が出る、OSが起動できないなどがあります。プログラムの不具合やウイルス感染などによりファイルシステムがダメージを受けると論理障害を引き起こしてしまいます。

また、データを削除してしまうなどの人的操作ミスも含まれます。HDDの寿命は、使用頻度にもよりますが、3~5年とされています。異音やデータの破損、調子が悪くなるような前兆が見られたら、重症にならないうちにデータを移行すると安心でしょう。

HDDの論理障害と物理障害との違い

HDDの論理障害はデータ自体の故障ですが、物理障害はデータではなくHDD機器や部品そのものが壊れているかどうかの違いで見極めます。物理障害は、HDDの経年劣化や誤って落としたり水没してしまったりするなどの原因で正常に動かなくなることです。

修復作業には、HDDを開封しての部品交換や部品の修復が必要とされるため、自分でのデータ復旧作業はほぼ不可能でしょう。どちらの症状も似ているため、プロでないと見極めは困難です。保存されているデータが必要な場合は、データ復旧専門業者に相談することをおすすめします。

論理障害の場合、バックアップをとっていれば一度初期化して、バックアップデータから復旧できることが特徴です。一方で物理障害の場合は、HDDの分解など専門技術が必要なため、自分での復旧作業は難しいとされています。

物理障害と論理障害の発生理由の違いは内部異常

HDDの異常はそれぞれどんな理由で発生してしまうのか紹介します。発生理由を分かっていれば、HDDに異常を起きたときの見分ける参考になるでしょう。

・物理障害
機器の寿命で品質が低下してしまうことや初期不良、落下などの強い衝撃・水没などが原因です。HDDが物理障害を起こすと、「カチカチ」「カタカタ」など異音や頻繁に再起動・フリーズしたり、HDDが認識されなかったりする症状が現れます。

・論理障害
HDDのシステムやファイル、フォルダを誤って操作をしたことや、必要なフォルダやファイルを削除したり、シャットダウンせずに電源を切ってしまったりすることなど、人的な操作ミスが原因で発生することが多いとされています。また、ウイルス感染したファイル操作などで引きおこるコンピューターウイルス感染も理由のひとつです。

HDDの論理障害が起こったときの対処法

HDDが論理障害を起こした場合は、データ復旧ソフトなどの使用やデータ復旧専門業者に依頼して復元できることもあります。ほかのHDDなどにデータをバックアップしていれば、再度利用できる環境を作り直せます。

市販のデータ復元ソフトで復旧できる場合もありますが、ソフトの誤作動や操作することで通電が必要になり障害を併発してしまいデータ復旧が困難になってしまうこともあります。

焦っていろいろなことを試したくなりますが、操作した分ファイルやフォルダの痕跡が上書きされてしまうので、なるべく操作しないことが重要です。まずは、無料で相談できるデータ復旧専門業者に相談にしてみましょう。

HDDの論理障害の復旧の手順と注意点

HDDが論理障害によって不具合があるときは、自分で復旧する方法と業者に依頼する方法があります。自分でデータを復旧作業する方法を2つ紹介します。

エラーチェック復旧作業の手順紹介

自分でデータを復旧するひとつ目の方法は、Windowsにある機能の「エラーチェック」を使用します。エラーチェックでの復旧作業の手順を紹介します。

1.エクスプローラーでPCを表示する
2.チェックしたいハードディスクを右クリックしたあと、プロパティを表示し「ツールタブ」をクリック
3.エラーチェックの「チェック」をクリックし、スキャン開始

もしエラーが検出された場合、再起動のメッセージが表示され、再起動すると自動でシステムの修復が開始されます。エラーチェックは論理障害のときに使用できる機能ですが、自分で物理障害と論理障害のどちらか見極めるのが難しい場合もあります。

判断ができないときは、無理せずエラーチェックの使用は避けましょう。また、エラーチェックによりデータコードがより複雑に損傷する可能性もありますので注意が必要です。

データ復旧ソフトで復旧作業の手順紹介

自分でデータを復旧する2つ目の方法は、データ復旧ソフトの使用です。さまざまな復旧ソフトがありますが、「iMyFone D-Back for PC」を利用した復旧手順を紹介します。

1.ソフトを起動し、メニューから異常のあるHDDのアイコンをクリック
2.データのスキャン開始
3.スキャンの完了後、ひとつのデータをダブルクリックするとプレビュー可能です。データをチェックし、「復元ボタン」をクリック

iMyFone D-Back for PCは論理障害の復旧のほかに、空にしたゴミ箱や認識されないUSBメモリなどのストレージからデータを復旧します。また、写真、動画、エクセル、ワードなど1000以上のファイル形式に対応しているおすすめのソフトです。

しかし復旧ソフトの場合は、通電した際に新たな論理障害など起こりやすいので、自分での復旧作業は自己責任のもと作業しましょう。

データ復旧業者に依頼してデータ復旧する

上記2つが難しい場合は、データ復旧専門業者に依頼する方法もあります。費用はかかりますが、データを安全に確実に復旧したい場合は、データ復旧専門業者に依頼することをおすすめします。

HDDの論理障害は、原因を特定するのが難しい場合もあり、自分で復旧作業するとデータ障害が深刻化してしまいデータが取り出せなくなってしまう場合があります。

またHDDは精密機器のため、専門技術・知識・設備が必要です。あなたの大事なデータを守るためにも、データ復旧専門業者に依頼するのが最善な方法といえるでしょう。相談・診断・見積もりが無料のデータ復旧業者もあるので、利用してみることをおすすめします。

HDDの物理障害が発生しているときの注意点は3つ

物理障害の疑いがあるHDDの注意点は、HDDを開封しない・通電し続けない・フォーマットしないことです。HDDの内部に埃や指紋などわずかな汚れでも付着があると、データを取り出せる可能性が著しく低くなってしまいます。HDDは精密機器のため、クリーンルームと呼ばれる専門の設備や高度な技術が必要です。

また、削除データなどのデータ復旧する際に、通電をしたままにしておくとデータの上書きなどの操作が加わり、復旧できなくなってしまいます。通電中のHDDは、ログ情報やOS情報など常に書き込んでいるため、症状の種類に関わらずHDDが障害を起こしているときに通電はできるだけ避けましょう。

物理障害の場合でも、通電するとHDD内部のプラッタが回転し続けてしまい、悪化の原因になります。ほかにも、エラーメッセージに従いフォーマットしてしまうと、機器が使える状態にはなりますが、保存されているデータにアクセスできなくなってしまったり、破損状況が悪化しデータ復旧が難しくなったりしてしまいます。物理障害を併発する恐れもあるため、すぐに使用をやめることをおすすめします。

まとめ

HDDの論理障害とは、データ部分にエラーなどの異常が発生することです。フォーマットの要求やOSが起動しないなどの異常が現れます。HDDの障害は2つあり、物理的に機器や部品が壊れているかどうかの違いがありますが、専門業者でないと正しく見極めるのが難しいでしょう。論理障害の対処方法は、自分でするデータ復旧ソフトなどを使用した復旧作業と、プロの業者に依頼する方法です。専門知識・技術・設備が整っている復旧専門業者に依頼した方が安全に復旧できるでしょう。

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